「子宮頸がん予防のためのプロフェッショナルワークショップ」
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日時 | 2012年10月19日(金) 11:00~16:30 <参加費無料・昼食付き> 定員50名 (申込順) |
場所 | イイノホール&カンファレンスセンター Room A3 (〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-1) |
主旨
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最近の子宮頸がん予防の領域には、「HPVワクチンの公費助成」と「がん検診における新しい方法の導入」など、めざましい進歩と変化が見られます。従来の知識や考え方とは大きく異なる点も出てきました。子宮頸がんほど、検診(二次予防)とワクチン(一次予防)の重要性・有効性が確立されているがんは他にありません。一方で、検診やワクチンは公的に行われる部分が多く、医療だけではなく行政・財政の関連や個人と集団の便益と弊害を考慮して、政策に反映する必要があります。産婦人科医や検診に従事する医師のみではなく、小児科医や内科医、家庭医、国や自治体保健担当者、議員、対がん協会活動や人間ドックの従事者、細胞検査士、保健師、看護師、助産師や一般市民、あるいは、メディ アの方々などが正しい知識を持つことが公衆衛生の視点から重要です。現在のところ、新しい子宮頸がんに関する適切な教科書は少なく、インターネットで得られる情報には時に誤解が多く含まれます。子宮頸がんで苦しむ日本の女性たちが少しでも減ることを目指して、子宮頸がんの予防と治療、さらには、今後の日本のワクチンの展望などについて、国内外の専門家による講演とワークショップを行います。多くの皆様の参加を期待いたします。 |
プログラム
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(プログラムは一部変更がある場合があります) ■開会挨拶 今野 良(自治医科大学附属さいたま医療センター教授 11:00- 11:05 (5分) ■講演1 「HPVとがんの疫学」 11:05-11:50 (45分) F.ザビエル・ボッシュ(Professor, Cancer Epidemiology Research Program IDIBELL, Spain) ■講演2 「HPVワクチンアンケート調査報告」 11:50-12:00 (10分) 今野 良(自治医科大学附属さいたま医療センター教授) <昼 食> 12:00-12:40 ■講演3 「子宮頸がん検診―細胞診(従来法・LBC)、ベセスダシステム、HPV検査」 鈴木光明(自治医科大学産科婦人科講座主任教授) 12:40-13:20 (40分) ■講演4 「子宮頸がん検診アンケート調査報告」 鈴木光明(自治医科大学産科婦人科講座主任教授) ■講演5 「島根県におけるHPV併用検診の成果」 13:20-13:50 (30分) 岩成 治(島根県立中央病院母性小児診療部長) ■講演6 「日本の予防接種の現状と展望」 13:50-14:20 (30分) 岡田賢司(国立病院機構福岡病院統括診療部長) ■講演7 「治療に勝るワクチンによる疾病予防」 14:20-14:50 (30分) 野々山恵章(防衛医科大学校小児科学講座教授) <休 憩> 14:50-15:00 ■講演8 「子宮頸がん予防の医療経済」 15:00-15:30 (30分) 今野 良(自治医科大学附属さいたま医療センター教授) ■総合討論 「がん検診受診率、ワクチン接種率を上げるために」 15:30-16:20 司会 野々山恵章・今野 良 特別発言 1)ワクチン接種、HPV検診成功事例の紹介 寺本勝寛 (山梨県立中央病院周産期センター統括部長) 清水裕子 (埼玉県志木市健康福祉部健康づくり支援課主査 保健師) 2)養護教諭から望むこと 堀田美枝子 (全国養護教諭連絡協議会会長) ■総 括 野田起一郎 (近畿大学前学長) 16:20-16:30 (10分) |
主催 |
子宮頸がん征圧をめざす専門家会議 |
お申し込み |
ご参加の方は以下をご記入の上、10月15日(月)までにメールかファックスで事務局へお申し込みください。 |
お問い合わせ |
子宮頸がん征圧をめざす専門家会議 事務局 Eメール:info@cczeropro.jp ホームページ: http://www.cczeropro.jp/ |