子宮頸がん征圧の実現のためには、より精度が高く費用対効果にすぐれた子宮頸がん検診(細胞診+HPV検査)による検診受診率の向上と、子宮頸がん予防ワクチンの公費負担年齢における接種率向上、キャッチアップ世代へのワクチン接種が必須であると認識しております。
そこで、今回、「なぜ、HPVテストなのか?」をテーマとしたインターナショナルセミナーを開催致します。HPVテストを用いる子宮頸がん検診のエビデンス、世界の状況、細胞診との併用検診の実際などの最新情報を、この領域の世界的リーダーJack Cuzick先生(英国)、当会議実行委員長、実行委員、委員より紹介し、日本におけるHPV検診の推進について参加者も交えたディスカッションを行う機会を設けました。国内で開催するインターナショナルセミナーは2度目であり、前回同様、最新かつ実践的なセミナーとなります。講演や討議の一部は英語で行われますが、同時通訳がつきます。
ご多忙とは存じますが、ぜひご参加いただけますようご案内申し上げます。
インターナショナルセミナー:日本のための精度の高い検診とは何か?~細胞診+HPVテスト併用検診の最新情報~
■日時:2012年7月18日(水) 17:00~19:40 <参加費無料>
■会場:東京ステーションコンファレンス602
【東京都千代田区丸の内1丁目7番12号 サピアタワー6階】最寄駅:JR東京駅 新幹線専用改札口(日本橋)より徒歩1分、八重洲北口改札口より徒歩2分、東京メトロ東西線大手町駅より徒歩1分
■主催:子宮頸がん征圧をめざす専門家会議・公益社団法人日本産婦人科医会・公益財団法人日本対がん協会
[趣旨]
HPVテストを用いる子宮頸がん検診の最新情報を紹介し、HPV検診の推進について、国会議員、地方議員、メディア、自治体の検診担当者、労働衛生に関わる方々、産婦人科医など医師や医療者の方々などのご参加者を交え議論していただくことを目的に開催致します。
[プログラム] ※休憩含む
17:00~17:10 開会挨拶 野田起一郎 (近畿大学前学長/子宮頸がん征圧をめざす専門家会議議長)
17:10~17:30 講演1 「子宮頸がん検診におけるHPVテストの意義」
演者:今野 良(自治医科大学附属さいたま医療センター産婦人科教授
子宮頸がん征圧をめざす専門家会議実行委員長)
17:30~18:15 講演2 「HPVによる子宮頸がん検診―研究から実施への移行」
HPV -based cervical screening -Transition from research to routine implementation
演者:Jack Cuzick
(Cancer Research UK Centre for Epidemiology,Mathematics and Statistics,
Wolfson Institute of Preventive Medicine. London, UK)
18:25~19:10 講演3 「日本でのHPV検査導入の実際」 各15分
1.鈴木光明 (自治医科大学産科婦人科講座主任教授/子宮頸がん征圧をめざす専門家会議実行委員)
「小山地区における液状処理検体による細胞診・HPV併用検診」
2.小西 宏 (公益財団法人日本対がん協会マネジャー/子宮頸がん征圧をめざす専門家会議委員)
「日本対がん協会支部における細胞診・HPV併用検診」
3.岩成 治 (島根県立中央病院母性小児診療部長/子宮頸がん征圧をめざす専門家会議委員)
「出雲市による細胞診・HPV併用検診・5年間の実績」
19:10~19:40 パネルディスカッション
座長:今野 良
パネラー:Jack Cuzick・小西 宏・岩成 治
【お申込み方法】ご参加の方は以下をご記入の上、7月2日(月)までにメールにてお送りください。 Eメール:info@cczeropro.jp
①ご所属 ②お名前 ③電話番号 ④FAX ⑤e-mail ⑥講師への質問等
<この件に関するお問い合わせ先>
子宮頸がん征圧をめざす専門家会議 事務局
Eメール:info@cczeropro.jp ホームページ: http://www.cczeropro.jp/