お知らせ

2012.09.27

第21回日本婦人科がん検診学会


10月20日、当会議実行委員長の今野 良を大会長として、日本婦人科がん検診学会が開催されます。当会議も、子宮頸がん予防啓発の知恵を多くの方々と共有するために、ランチョンワークショップを共催いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

第21回日本婦人科がん検診学会  
テーマ: HPVワクチン時代の子宮頸がん検診

日時 2012年10月20日(土)       <学会参加費 6,000円 ・ 学生無料>
会場 イイノホール&カンファレンスセンター   【東京都千代田区内幸町2-1-1】
主旨

子宮頸がんにおいては、この数年に起きた様々な変化を確実にとらえ、近い将来を見据えた包括的な予防対策を的確に立てる必要があります。子宮頸がんほど、検診(二次予防)とワクチン(一次予防)の重要性・有効性が確立されているがんは他にありません。一方で、検診やワクチンは公けに行われる部分が多く、医療だけではなく行政・財政の関連や個人と集団の便益と弊害を考慮するアカデミアとしての医学研究が必要です。
この学術集会では、子宮頸がんの予防に焦点を当て、国内外の演者を交えて充実した議論を行いたいと考えています。具体的には、日本における子宮頸がん検診における液状処理細胞診やHPVテストの行政導入の試み、海外での子宮頸がん検診の最新の動き、子宮頸がん予防HPVワクチンを含む包括的な子宮頸がん予防の現在と将来について、講演と討議を予定しています。また、海外で展開されている市民へのアドボカシー活動(Women against cervical cancer: WACC)の日本版をめざして、学会・自治体・検診機関・啓発団体の交流を図ります。
産婦人科医や検診に従事する医師のみではなく、国や自治体の保健担当者、議員、対がん協会活動や検診・人間ドックの従事者、細胞検査士、保健師、看護師、助産師、企業健保の方々や一般市民、あるいはメディアの方々などの広く参加を募ります。海外演者の講演には同時通訳をつけ、日本にいながら直接に世界のリーダーの最新情報に耳を傾け、討議が出来るようにします。

プログラム 【特別講演1】 英国における子宮頸がん予防
【特別講演2】 疫学と予防―子宮頸がんおよびHPV関連疾患
【特別講演3】 子宮頸がん検診―現在と将来
【ワークショップ1】 子宮頸がん行政検診における液状検体細胞診の導入
【ワークショップ2】 子宮頸がん検診―日本の実情に合わせたHPV検査導入 
【ランチョンワークショップ  Women Against Cervical Cancer in Japan】    
1. アメリカの子宮頸がん検診リコメンデーション最新情報
2. 市民へのアドボカシーに取り組む学会・自治体・検診機関・啓発団体の交流
3. 検診へ行こうー子宮頸がん啓発団体の紹介 
【パネルデイスカッション】 これからの包括的子宮頸がん予防―日本への提言
【基調講演】 新たながん対策推進基本計画における子宮頸がん予防(厚生労働省がん対策推進官)
本部事務局 自治医科大学附属さいたま医療センター産婦人科
参加について

当日受付となります。詳細は、学会ホームページ:jgcs21.umin.jp 「参加案内」をご覧ください

 

一覧へ