活動報告

セミナー「ワクチンについてよく知ろう」
予防接種法改正に際して~疾病・効果・副反応に関する正しい理解を~
日時:2013年5月22日(水)17:00~20:15 
場所:ステーションコンファレンス東京

2013年4月の予防接種法の改正により、子宮頸がん予防ワクチンが、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンとともに定期接種となった。この機会に改めてワクチンの効果や安全性について理解を深めていただくため、正しい知識と理解のためのセミナーを開催。自治体担当者、議員、医療関係者、啓発団体、メディアなど140名を超える参加者が集まり、質疑応答には多くの質問が寄せられた。

*当会議からのキーメッセージを配布「キーメッセージ:予防接種の重要性と子宮頸がん予防ワクチンの必要性」

 詳しい報告書はこちらをご覧ください

【プログラム】
1.開会挨拶
髙久 史麿(日本医学会会長)
野田 起一郎(近畿大学前学長) 

2.予防接種の基本事項~意義・期待される効果・安全性・報告と評価の仕組み・救済制度~
岡部 信彦(川崎市健康安全研究所所長)

3.今回定期接種となった3つのワクチンの効果と安全性について①
「ヒブワクチン/小児用肺炎球菌ワクチン」
岡田 賢司(福岡歯科大学総合医学講座小児科学分野教授)

4.今回定期接種となった3つのワクチンの効果と安全性について②「子宮頸がん予防ワクチン」
上坊 敏子(社会保険相模野病院婦人科腫瘍センター長)

5.子宮頸がん征圧には、検診とワクチンの両輪が必要 -HPV-DNA併用検診を中心に-
鈴木 光明 (自治医科大学産科婦人科講座主任教授、公益社団法人日本産婦人科医会常務理事がん部会)

6.子宮頸がん予防ワクチンを先行している英国の状況
シャロン・ハンリー(北海道大学医学研究科総合女性医療システム学分野特任助教)

7.ワクチン接種後に起こった「有害事象」-CRPSになるというのは本当か?
柴田 政彦(大阪大学大学院医学系研究科疼痛医学寄附講座教授)

8.ワクチンがなかったら、どれだけの病気が起こるのか?
野々山 恵章 (防衛医科大学校小児科学講座教授)

9.私たちと家族の健康を守る -患者、患者家族、女性たちからのメッセージ
穴田 佐和子(らんきゅう*卵宮*卵巣がん・子宮がん患者による患者のためのサポートグループ)
難波 ミチヲ(一般社団法人パール・オブ・ウィズダム・ジャパン)
高畑 紀一(市民団体「+Action for Children」代表)
生井 茜(女子大生リボンムーブメント代表)

10.質疑応答    
司会:今野 良(自治医科大学附属さいたま医療センター産婦人科教授)

11.閉会挨拶
今村 定臣 (公益社団法人日本医師会常任理事、公益社団法人日本産婦人科医会副会長)


 

戻る