国産の子宮頸がん予防ワクチンが開発される可能性はありますが、最低でも5~10年以降のことになると思われます。海外先進国におけるワクチン開発は、自国のためにのみ開発されていることはなく、世界全体のためのワクチン開発が念頭に置かれています。海外で良いワクチンが開発されて、日本国内で十分検討されたうえで承認されれば、必ずしも国産にこだわる必要はないと思います。