活動報告

“ワクチン公費助成予算150億円”厚生労働大臣による報告会&記者会見
日時:2010年8月26日 報告会/13:00~14:10、記者会見/14:15~14:45
会場:報告会/厚生労働省10F大臣室、記者会見/厚生労働省9F会見場

7月21日に「子宮頸がん予防に関する要望書」を提出した23団体に対して、8月26日報告会が実施され、長妻 昭厚生労働大臣以下、足立 信也厚生労働大臣政務官、山井 和則厚生労働大臣政務官、仁木 博文衆議院議員、梅村 さとし参議院議員、山崎 摩耶衆議院議員が出席した。当会・今野 良実行委員長、日本産科婦人科学会・吉川 裕之常務理事(当会実行委員)、社団法人ティール&ホワイトリボンプロジェクト・河村 裕美理事長(当会委員)、らんきゅう*卵宮*患者会・穴田 佐和子管理人、女子大生リボンムーブメント・臼井 あかね代表(このお2人は当会「EUROGIN 2010&2010 WACC Forum 参加・取材ツアー」参加者)など、計10人が報告を受けた。
長妻大臣や足立政務官から、「ワクチン公費助成のため150億円を概算要求する。地方自治体の助成とセットで国も助成するとの考えのもと、できるかぎりの多くの人に接種していき、何とか子宮頸がんを予防したい。対象は、中1から高1の235万人とし、接種率は45%を考えている。ワクチン代としてではなく、事業への補助としての考え方で、医療機関への支払いも含めたワクチン接種1回分の消費税を含めた金額としている。検診とのセットで、市町村に被害救済のための保険に加入してもらう負担も含めての予算。今後は国の持分も増やしたり、保険導入もありうるが、現在は予防接種法にあわせて3割・約1/3の定額にしている」との説明があった。参加団体からは、100%の接種率をめざしてさらに検討を重ねてほしいとの意見が出された。

続く記者会見では、仁木 博文衆議院議員より報告会の概要説明、参加団体代表者からコメントが出された後、活発な質疑応答が行われ、会見終了後も意見交換が続いた。

参加団体

医療構想・千葉
財団法人日本対がん協会
子宮頸がん征圧をめざす専門家会議(子宮頸がんゼロプロジェクト)
子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会
市民のためのがん治療の会
社団法人ティール&ホワイトリボンプロジェクト
社団法人 日本産科婦人科学会
特定非営利活動法人 子宮頸がんを考える市民の会
らんきゅう*卵宮*患者会
女子大生リボンムーブメント

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