当会議では、「検診」と「ワクチン」のさらなる普及をめざし、2011年に『子宮頸がん予防活動奨励賞』を創設。これは、子宮頸がん予防活動の実績や成功例を広く公開することにより他団体等の活動に活かしていくため、子宮頸がん予防に取り組む団体・個人を表彰するもの。
2013年は第3回の募集を行い、自薦・他薦を含めた8件の応募の中から、子宮頸がん予防(検診とワクチン)の目覚ましい成果がある、活動が実践的で啓発のモデルになりうる、多角的で他領域との連携がおこなわれている、一般の人々との良好なコミュニケーション・アプローチをとっている、正しい医学的知識に基づいた活動である、などを選考基準とし、審査の結果、8件の表彰を決定。2014年2月25日(火)表彰式を開催、受賞団体やメディアなど約50名が参加した。
表彰式では、当会議議長 野田起一郞が賞状と記念の楯を贈呈。続いて当会議実行委員長 今野 良が授賞理由となった各団体の活動のポイントを紹介。特別審査員アグネス・チャンさんから寄せられた、受賞団体の努力と成果を称えるメッセージも披露された。これを受けて、各受賞団体が活動の工夫点や今後の抱負についてコメントし、これからもお互いの活動に学び合うこと、協力・連携していくことなどが話された。
さらに、当会議が実施した子宮頸がん検診・ワクチン接種状況に関する2013年自治体調査結果の発表や、第1回子宮頸がん予防奨励賞、審査員特別賞も受賞した北海道斜里町の活動についての紹介(当会議委員 加藤育民/旭川医科大学産婦人科学講座 周産期母子センター講師)も行われた。
最後に、当会議実行委員
宇田川康博が子宮頸がん予防活動のさらなる継続・発展を誓い、閉会した。
続く親睦会では、記念撮影や、受賞団体同士活発に意見交換を行っていた。
*受賞団体の活動のポイントはこちら
【奨励賞受賞団体】
滋賀県産科婦人科医会
性と健康を考える女性専門家の会
長野県細胞検査士会
奈良県産婦人科医会
一般社団法人シンクパール
pearl of wisdomプロジェクト
松田陽子&Stand for mothers
山梨まんまくらぶ
米山大志