当会議では、「検診」と「ワクチン」のさらなる普及をめざし、2011年に『子宮頸がん予防活動奨励賞』を創設。これは、子宮頸がん予防活動の実績や成功例を広く公開することにより他団体等の活動に活かしていくため、子宮頸がん予防に取り組む団体・個人を表彰するもの。
2015年は第4回の募集を行い、子宮頸がん予防(検診とワクチン)の目覚ましい成果がある、活動が実践的で啓発のモデルになりうる、多角的で他領域との連携がおこなわれている、一般の人々との良好なコミュニケーション・アプローチをとっている、正しい医学的知識に基づいた活動である、などを選考基準とし、審査の結果、3件の表彰を決定。2015年4月8日(水)表彰式を開催、受賞団体やメディアなど約40名が参加した。
表彰式では、当会議議長 野田起一郞が賞状と記念の楯を贈呈。続いて当会議実行委員長 今野 良が受賞理由となった各団体の活動のポイントを紹介。これを受けて、各受賞団体が活動の工夫点や今後の抱負についてコメントし、これからもお互いの活動に学び合うこと、協力・連携していくことなど話された。
さらに、当会議が実施した子宮頸がん検診・ワクチン接種状況に関する2014年自治体調査結果およびHPVワクチンの安全性と有効性の正しい理解 子宮頸がん予防の世界標準についての今野 良が発表した。
また、当会議顧問
高久史麿より子宮頸がん予防活動のさらなる継続・発展を誓い、閉会した。
続く親睦会では、当会議委員
中板育美と実行委員の宇田川康弘より子宮頸がんの今後の啓発についてのスピーチ、記念撮影等を行った。また、受賞団体同士活発に意見交換を行っていた。
【奨励賞受賞団体】