当会議では、「検診」と「ワクチン」のさらなる普及をめざし、2011年に『子宮頸がん予防活動奨励賞』を創設。これは、子宮頸がん予防活動の実績や成功例を広く公開することにより他団体等の活動に活かしていくため、子宮頸がん予防に取り組む団体・個人を表彰するもの。
2012年は第2回の募集を行い、自薦・他薦を含めた10件の応募の中から、子宮頸がん予防(検診とワクチン)の目覚ましい成果がある、活動が実践的で啓発のモデルになりうる、多角的で他領域との連携がおこなわれている、一般の人々との良好なコミュニケーション・アプローチをとっている、正しい医学的知識に基づいた活動である、などを選考基準とし、審査の結果、8件の表彰を決定。特別審査員のアグネス・チャンさん(日本対がん協会ほほえみ大使)をお迎えして2013年2月7日(木)表彰式を開催、受賞団体や議員、メディアなど約60名が参加した。
表彰式では、当会議議長 野田起一郞がアグネス・チャンさんとともに賞状と記念の盾を贈呈。続いて当会議実行委員長今野 良が授賞理由となった各団体の活動のポイントを紹介し、アグネス・チャンさんが受賞団体の努力と成果を称えた。これを受けて、表彰団体を代表して、名古屋市健康福祉局健康部長 山田茂夫さんが名古屋市での啓発に活用しているオリジナルのパンフレットなどを見せながら取り組みや受賞の喜びを語り、さらに各受賞団体が活動の工夫点や今後の抱負についてコメントし、これからもお互いの活動に学び合うこと、協力・連携していくことなどが話された。
懇親会では、アグネス・チャンさんとの記念撮影や、受賞団体同士活発に意見交換を行っていた。最後に当会議実行委員今村定臣が子宮頸がん予防活動のさらなる継続・発展を誓い、閉会した。
*受賞団体の活動のポイントはこちら
奨励賞受賞団体
甲府市(山梨県)
下野市(栃木県)
名古屋市(愛知県)
徳島県産婦人科医会(徳島県)
日本臨床細胞学会新潟支部(新潟県)
ワコール健康保険組合(京都府)
NPO法人ラサーナ(群馬県)
リボンムーブメント(東京都)