日時:2010年5月30日(日) 13:30 ~ 15:30
会場:はまぎんホール ヴィアマーレ(横浜市西区)
主催:第51回日本臨床細胞学会総会・春期大会 子宮頸がん征圧をめざす専門家会議
医師、助産師、看護師、細胞検査士など医療関係者、自治体担当者、養護教諭、一般市民などさまざまな職種の参加者約350名で、会場はほぼ満席。大学生や高校生も含め若い年代の参加者が目立った。専門家による丁寧な説明に多くの方がメモを取りながら真剣に聞き入り、学んだ知識を整理する「子宮頸がんクイズ」では、講演内容に絡んだ質問にはほぼ全員が正解し、会場全体が大きく沸いた。
参加者からは「ワクチンだけで予防できないのか」「娘にワクチン接種を考えているが、子宮頸がんについてどう話したらいいのか。家庭で話題にしにくいが・・・」「検診教育のあり方は?」など、ワクチンや検診についてのさまざまな疑問が投げかけられ、講師たちの適確な回答に会場は大きく頷いていた。また、「将来の息子のパートナーには、ワクチンを接種した女性を望む」という意見や、「女子大生リボンムーブメントの熱意に感動した」という声も寄せられた。メディアの取材も多く、講座終了後は講師の周りにたくさんの質問者の輪ができ、活発な意見交換が行われていた。