子宮頸がんってどんな病気?

子宮頸がんと子宮体がん

子宮にできるがんには、子宮の入り口部分(子宮頸部)にできる子宮頸がんと、子宮の奥(子宮体部)の内側にある子宮内膜にできる子宮体がん(子宮内膜がん)の2つの種類があります。これら2つのがんは、子宮がんとしてひとくくりにされることが多かったのですが、できる場所が違うだけでなく、原因、リスクファクター、多発する年齢層、治療法にいたるまで、まったく異なる性質をもっています。

  子宮頸がん 子宮体がん
自覚症状 初期は無症状 不正出血
原因 ヒトパピローマウイルス(HPV) 女性ホルモン
年齢ピーク 20歳代後半
~40歳代
50~60歳代
早期発見
するには
検診を受診 不正出血で受診